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棚ではなく、書く人のほうを追いかける

棚ではなく人を追う。まだ始まってすらいない次のシリーズまで、その人の新刊を全部。

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シリーズ追跡には死角がひとつあります。しかもかなり大きい。作家は人間であり、人間は飽きるということです。

全7巻の大長編を書き終えた作家が、ひと息ついて、まったく新しいものを始める。世界観も違えば作品名も違い、ときにはペンネームごと変わる。「SF の読者は同じ名義のファンタジーを買わない」というレーベル側の判断で、というやつです。旧シリーズだけを追っていたら、新作の存在を知るのは2年後。しかもネットで知らない誰かの投稿から。その人はなぜかもう最新刊まで読み終えている。

だから、人をフォローする

著者をフォローすれば、その人が出す本がすべて届きます。追跡中のシリーズの新刊も、追跡していないシリーズの新刊も、単巻作品も。契約の合間に書いた変な実験作が結果的に最高傑作だった、みたいなやつも。

著者ページには、既刊・刊行予定・そして最終チェック日時が並びます。沈黙の理由が「本当に何も起きていない」のか「うちのスキャナーの調子が悪い」のかは、知る権利があると思うので。

シリーズ追跡は次の一冊を捕まえる。著者フォローは次の沼を捕まえる。

言語の話。思っているより重要です

これは日本語で読む人にだけ発生する問題です。

ある作家が3月に英語版を出す。ドイツ語訳は翌年2月。日本語版はそこからさらに8か月後。日本語で読む人にとって、3月の通知は朗報ではありません。「読めない本が存在することを11か月間知っている」という状態で、知らないほうがマシだったのでは、という気持ちすら湧いてきます。

そこで、著者フォローは言語を区別します。自分が実際に読む版の言語 — 英語・スペイン語・ドイツ語・フランス語・イタリア語・日本語 — を選ぶと、その言語の版 を見張ります。読めない本が出たときではなく、読める本が出たときに通知が来ます。

まずは好きな作家をひとり、自分の言語でフォローしてみてください。

著者をフォローする

多作な作家と、整理された一覧のありがたさ

2シリーズ+単巻で年3冊出す、みたいな作家もいます。著者ページはそれを分けて表示するので、全体像がすぐ掴めます。

  • 連載中のシリーズ。 それぞれの進行状況つき。止まっているのはどれで、勢いがあるのはどれかが一目でわかります。
  • 単巻作品。 多くのデータベースがやりがちな「架空のシリーズにまとめる」処理はせず、独立して扱います。
  • 次の刊行予定。 発表済みなら日付を、未発表なら正直に「未定」と表示します。

最後のやつは我ながら地味に気に入っています。世の中には「わからない」と認めるくらいなら発売日をでっち上げるサイトがけっこうある。適当な日付は日付なしより有害です。人はそれを前提に予定を立て、そして本に裏切られた気持ちになるので。

フォローすべきとき、しなくていいとき

その人が書いたものなら何でも読む、と思えるならフォロー。判断基準はそれだけです。「この人なら買い物メモでも読む」の域に達している作家がいるなら、迷わずどうぞ。

特定の作品だけが好きならシリーズの追跡だけで十分です。1シリーズは大好きだけど残り4つは合わない、というのは普通にあること。誰にも言わなくていいです。

もちろん両方やっても大丈夫で、同じ本で通知が2回届くことはありません。確認しました。2回確認しました。そのあとテストも書きました。自分が信用できなかったので。

よく聞かれること

著者フォローとシリーズ追跡を併用すると通知は重複しますか?
しません。通知は本ごとにまとめられるため、フォロー中の著者とも追跡中のシリーズとも一致する新刊でも、届く通知は1件です。
著者フォローで選べる版の言語は?
英語・スペイン語・ドイツ語・フランス語・イタリア語・日本語の6つです。設定は著者ごとなので、この作家は日本語版、あの作家は英語版、という使い分けができます。
ペンネームの使い分けにも対応していますか?
ストア上で著者として登録されている名義を基準に動きます。別名義で刊行している場合は、その名義もフォローしてください。世界中のどの書店にとっても別人扱いなので、著者ページも別になります。
フォローできる著者数に上限はありますか?
ありません。無料ですし、毎日のスキャンは何人だろうと気にしません。

デビュー作を、もう見逃さない。

何を書いても読む、と思える作家をフォローしておく。

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