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Kindle Unlimited は Kindle+ になりました。あなたの20冊は気づいてもいません。

料金は同じ、20冊も同じ、新しいのは名前とロゴ。本物の変更はひとつだけ、米国限定で、しゃべります。オーディオブックです。

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メールは2026年10月22日、スペイン語で届きました。私が本を買っているのがスペインのストアだからです。件名はおおむね「新しい名前、変わらない読書体験」。Kindle Unlimited は Kindle+ になりました。どこに落とし穴があるのか二度読んでから、amazon.com、amazon.ca、amazon.co.uk、amazon.es、amazon.de、amazon.fr、amazon.it、amazon.co.jp の登録ページを順に見に行きました。どこも Kindle+ です。日本のページは「Kindle+に登録」で、利用規約も10月21日付で改定されて、サービス名が Kindle+ に書き換わっています。「Abonnement Kindle」と呼んでいたフランスまで、新しい名前になりました。

Amazon の説明では、このサブスクは電子書籍だけでなく雑誌やマンガ、そしてある一国ではオーディオブックまで含むようになったから、だそうです。それに「Unlimited」は最初から少し言いすぎでした。借りられるのは同時に20冊で、無限ではありません。プラス記号のほうが約束が小さい。そこは認めます。

10月22日に変わったこと、変わらなかったこと

  • 名前とロゴ。 日本を含むほとんどの国では、変わったのはこれで全部です。アプリ、サイト、メールが Kindle+ と新しいデザインになりました。
  • 料金は変わらず。 2026年10月時点で、日本は月額980円のまま。米国は11.99ドル、英国は9.49ポンド、ドイツは11.75ユーロ、スペイン、フランス、イタリアは9.99ユーロです。
  • 冊数の上限も変わらず。 同時に20冊、返却期限なし。一冊返して次を借りる。先週と同じです。
  • アカウントも変わらず。 Amazon のメールには、読書履歴、保存したタイトル、ブックマーク、メモ、読書の進み具合、そして請求の方法まで、そのままだと書いてあります。
  • 対象の電子書籍も変わらず。 どの本が対象かについて、Amazon は変更を発表していません。借りる前に見るのは今も本のページのマークで、それが今週どんな名前で呼ばれていようと同じです。

本物の変更はひとつだけ、米国にあって、耳で聴くもの

amazon.com では、Kindle+ の対象が「本、オーディオブック、雑誌、コミック」になりました。音声がどう入ってくるかは、Amazon がセルフ出版の著者に出した告知に書いてあります。KDP のバーチャルボイス、つまり AI 朗読で作られたオーディオブックは、電子書籍が登録されていれば自動で入ります。ACX の人間が朗読したオーディオブックは、出版した側が希望すれば入れられますが、Audible 独占のものに限ります。ほかのストアについて Amazon は「今後」と言うだけで、どこがいつかは言っていません。米国以外の登録ページは、日本も含めて今も本、雑誌、マンガを並べていて、しゃべるものはひとつもありません。

LitRPG を聴く人にとっては、いちばん大きな問いが開いたままです。有名な録音(Dungeon Crawler Carl の Jeff Hays、He Who Fights with Monsters の Heath Miller、The Primal Hunter の Travis Baldree)はオーディオの出版社から出ているので、著者がチェックを一つ入れれば済む話ではありません。2026年10月22日の時点で、私はそのどれひとつも Kindle+ の中に確認できていません。本のページが別のことを言うまでは、Audible 前提で計画してください。Audible と Kindle+ の算数はこちら、おすすめ LitRPG オーディオブックには朗読者と再生時間があります。

名前が変わっても発売日は動きません。シリーズを一度登録すれば毎日確認して、次の巻か予約が出た日にメールします。Kindle+ の対象かどうかは問いません。

シリーズを追跡する

何かする必要はある?ありません。

Kindle Unlimited に入っていた人は、そのまま Kindle+ の会員です。同じ日に同じ金額で更新され、借りていた本は Kindle の中にそのままあります。Amazon のメールは何もしなくていいと言っていて、珍しくマーケティングメールに同意できます。amazon.co.jp/kindleunlimited の古いリンクも今まで通り登録ページに着きます。ページの表示は「Kindle+に登録」です。

プライムも変わっていません。Prime Reading は今もプライムに付いてくる無料の試食コーナーで、同時に10冊まで。amazon.com はいま、それを Kindle+ ライブラリの「味見」だと説明しています。どちらが要るかはKindle+ と Prime Reading の比較に書きました。料金が動かなかったので、損益分岐点も動いていません。計算機は先週と同じ答えを出します。

このサイトのページも全部 Kindle+ に書き換えました。URL は kindle-unlimited のままです。Amazon との名前の言い争いに勝つために、あなたが保存したリンクを壊すのは、損な取引です。

米国の外に住んでいるなら、この改名で見ておく価値があるのは音声の部分だけです。Amazon はほかのストアにも広げると約束していますが、どこかは言っていません。それまでは、東京でも大阪でもマドリードでも、Kindle+ は名前が短くなっただけの Kindle Unlimited です。

実際によく聞かれること

Kindle+ とは何ですか?
Kindle+ は Kindle Unlimited の新しい名前です。電子書籍、雑誌、マンガを同時に20冊まで借りられる月額の読み放題サービスで、Amazon は2026年10月22日に改名しました。米国ではオーディオブックも含まれるようになりました。
Kindle+ は Kindle Unlimited と同じものですか?
同じです。同じサブスク、同じカタログ、同じ20冊の上限、同じ請求。変わったのは名前とロゴ、それと米国会員向けのオーディオブックだけです。Kindle Unlimited の会員は自動的に Kindle+ の会員になりました。
Kindle+ の料金は Kindle Unlimited より高くなりましたか?
なっていません。2026年10月時点で料金は据え置きです。日本は月額980円、米国は11.99ドル、英国は9.49ポンド、ドイツは11.75ユーロ、スペイン、フランス、イタリアは9.99ユーロ。
Kindle+ にオーディオブックは含まれますか?
米国では、権利者が登録したタイトルについては含まれます。KDP で作った AI 朗読のオーディオブックは電子書籍と一緒に自動で入り、Audible 独占の ACX オーディオブックは希望すれば入れられます。日本を含む米国以外ではまだです。Amazon はほかのストアにも広げると言っていますが、日付は出していません。
Kindle Unlimited の会員だった場合、何かする必要はありますか?
ありません。会員資格、請求日、料金、借りている本、メモ、読書の進み具合はそのまま引き継がれます。Amazon の会員向けメールにも、手続きは不要と書いてあります。
Kindle+ はプライム会員特典に含まれますか?
含まれません。Kindle+ は別契約です。プライムに含まれるのは Prime Reading で、入れ替え制の小さな棚から同時に10冊までです。

名前は新しく。八巻を待つ時間は同じ。

シリーズを一度登録すれば、次の巻や予約が出た日にメールします。無料です。

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