ガイド一覧

Kindle+ の料金:月額980円で、実際に何が手に入るか

月額ひとつ、同時に20冊、手元に残るものはなし。980円が買うものと、あなたの元が取れるかの見分け方。

5 分で読めます
共有する

Kindle+ の料金はいくら?

日本では、Kindle+(2026年10月までの名前は Kindle Unlimited)は2026年10月時点で月額980円です。ほかのストアはそれぞれ別の料金で、米国は11.99ドル、英国は9.49ポンド、ドイツは11.75ユーロ、スペイン、フランス、イタリアは9.99ユーロ。改名でどれも動いていません。払う価値があるのは、ふだんなら買って読む本がカタログに十分あるときだけです。

Kindle+ は、対象の電子書籍、マンガ、雑誌を借りられる Amazon のサブスクで、米国ではオーディオブックも対象になりました。解約するまで毎月更新されます。新しい会員には、無料体験や数か月の割引が先に付くことがあります。

だから月額は出発点にすぎません。本当の1冊あたりの料金は、月額を、その月に実際に読み終えた Kindle+ の本の冊数で割ったものです。対象の本を六冊読み終える人は、1冊あたり約163円。一冊始めて途中でやめる人は、試し読みに980円払っています。

計算は、カタログの大きさではなく、読みたい本でしてください。何百万冊あっても、あなたのリストにある作家やシリーズが入っていなければ価値はゼロです。月に何冊読んで、一冊ずつ買うといくらかが分かれば、計算機が算数をします。

Kindle+ の会員になると何が含まれるか

対象の電子書籍、マンガ、雑誌。米国ではここにオーディオブックが増えつつあります。Kindle ストアの全部ではありません。対象のタイトルには、商品ページに Kindle+ のバッジが付いています。

借りると、あなたの会員資格と、そのタイトルのカタログ在籍が続くあいだ読めます。買った本としてアカウントに残るわけではありません。

2026年10月時点の Amazon のヘルプページによれば、サブスクで手に入るのは次のものです。

  • 一冊ずつ払わずに読める本。 商品ページに Kindle+ のバッジが付いたタイトルなら何でも。
  • 同時に20冊。 日本のページに並ぶ電子書籍、雑誌、マンガは、すべてこの枠に入ります。米国では2026年4月から、雑誌の各号も20冊のひとつに数えられるようになりました。
  • 返却期限なし。 借りた本は、会員でいるかぎり手元にあります。
  • すべての Kindle 端末とアプリ。 Kindle 電子書籍リーダーと、スマホ、タブレット、パソコン向けの無料アプリ。
  • 音声は、米国だけ。 2026年10月22日から、米国の会員には KDP のバーチャルボイス(AI 朗読)で作られたオーディオブックが自動で入り、Audible 独占の ACX オーディオブックは出版した側が希望すれば入ります。日本の登録ページに並ぶのは電子書籍、雑誌、マンガで、公式 FAQ もオーディオブックに触れていません。

Kindle+ はカタログであって、Kindle ストア全体の割引ではありません。商品ページに購入価格だけが並び、Kindle+ のバッジがなければ、その版は会員資格の対象外です。

カタログは動きます。作者は KDP セレクトで電子書籍を入れ、登録には期間があり、期間が終われば抜けられます。去年のおすすめを信じるより、今日その本のページを見てください。

借りる仕組み

対象の本を選び、Kindle+ の選択肢を選んで、Kindle かアプリに送る。同時に20冊まで。返却期限はありませんが、会員資格が終われば全部消えます。

手順はこうです。

  • サインインする。 会員資格のある Amazon アカウントで。
  • 本のページを開く。 Kindle+ で読む選択肢を選びます。
  • 送り先を選ぶ。 あなたの Kindle か、スマホやパソコンのアプリ。
  • 読む。 会員でいるあいだ、本はライブラリに残ります。
  • 枠が要るときに返す。 20冊に達したら、読み終えた一冊を返して次を借ります。

上限に当たっても追加料金はありません。一冊返して、次を借りる。

Kindle 端末も要りません。無料の Kindle アプリはスマホ、タブレット、パソコンで動くので、端末を持っているかどうかで試すかを決める必要はありません。

Kindle+ でいちばん得をする人

たくさん読んで、次に読む本がもうカタログにある人です。長いシリーズで光ります。全巻が Kindle+ にあれば、月額ひとつが購入の山の代わりになります。

次の大半に当てはまるなら、有力な候補です。

  • 月に何冊も読み終える。 一冊増えるごとに、月額は薄く広がります。
  • カタログに読みたい本があり続ける。 我慢できる本ではなく、読みたい本が。
  • 知らない作家を試すのが好き。 知らない人の本を借りても、追加料金はゼロです。
  • めったに再読しない。 返した本は、もうそこにありません。
  • 借りるので構わない。 読み終えた本を全部アカウントに残す必要はない。
  • 長いシリーズを読む。 カタログに八巻あれば、八回の購入を飛ばせます。

いちばんきれいな試験は、一か月分の読書リストです。読み終える予定の対象の本の現在価格を足し、合計を月額と比べる。数えるのは、ふだんなら買う本だけ。記憶にある発売時の値段ではなく、今日の値段で。

シリーズは一巻ずつ確かめてください。1巻が Kindle+ にあっても、4巻のことは何も分かりません。連載中の LitRPG を追っているなら、LitRPG の発売予定トラッカーに次に出るものが並んでいます。Kindle+ がくれるのは読む権利で、発売日ではありません。

月額980円に見合わないとき

読むのが遅いとき、読みたい本がカタログにないとき、読み終えた本を手元に残したいとき。日本では、オーディオブックのサービスを期待している人も失望します。

次に当てはまるなら、分の悪い取引です。

  • リストの大半が対象外。 カタログの外にある本に、会員資格は何もしてくれません。
  • 読み終える本が少ない。 600円の電子書籍一冊のほうが、一か月分より安い。
  • 永久に残る本棚がほしい。 返した本も、解約時に借りていた本も、アカウントから消えます。買った本は残ります。
  • 主に図書館を使っている。 図書館のカードがあれば、もう一つ月額を足さなくてもリストが埋まるかもしれません。品ぞろえと待ち時間は館によります。
  • 欲しいのは主にオーディオブック。 米国の Kindle+ にはバーチャルボイスの KDP オーディオブックと、参加を選んだ ACX タイトルが入りましたが、Audible のカタログではありません。日本の Kindle+ はオーディオブックを約束していません。数字はAudible と Kindle+の記事にあります。
  • シリーズが半分しか入っていない。 月額を払ったうえで足りない巻を買うと、節約は消えます。

サブスク疲れも数に入ります。月額プランが役に立つのは、毎月見直すときだけです。読み方が変わったら、いつか読むかもしれない本のために払い続けず、解約してください。

Kindle+ はシリーズの続きがいつ出るか教えてくれません。Kindle Watchlist でシリーズを追跡すれば毎日確認して、次の巻か予約が出た日にメールします。

シリーズを追跡する

Kindle+ か、一冊ずつ買うか

Kindle+ は、本を手元に残すことと引き換えに、読める月額を手に入れる取引です。買えば、サブスクなしで特定の本をずっと読めます。どちらが勝つかは、どれだけ読むか、そのうちどれだけがカタログにあるか、再読するかで決まります。

  • 支払い。 Kindle+ は月に一回の請求。購入は一冊ごとの値段。
  • 選べる本。 Kindle+ は今登録されているタイトルだけ。購入は、あなたのストアが売る Kindle 版なら何でも。
  • 読める期間。 Kindle+ の本は、貸出とタイトルの登録とあなたの会員資格がすべて続くあいだ。買った本にサブスクは要りません。
  • 同時に何冊。 Kindle+ は20冊で止まります。買った本に上限はありません。
  • 向いている読み方。 Kindle+ はカタログからたくさん読む人向け。購入は、選んで読む人、再読する人、カタログの外にあるもの全部に向いています。
  • 主なリスク。 Kindle+ は、ほとんど読まない月にも払うこと。購入は、たくさん読む月に大きく使うこと。

Kindle の電子書籍を「買って」も、好きにできるファイルが手に入るわけではありません。Amazon の Kindle ストア利用規約は、Kindle コンテンツは販売ではなく利用許諾だと言っています。それでも実際には、買った本は Kindle+ を解約しても消えません。

どちらかを永久に選ぶより、混ぜるほうがたいてい勝ちます。全巻が登録されたシリーズが揃った月に入り、リストが尽きたら解約し、再読しそうな数冊は買う。サブスクへの義理ではなく、その月に読む予定で毎月判断してください。

登録する前の五分の確認

更新後の料金、次に読む本がカタログにあるか、借りるルール、解約する日を確かめます。無料体験が望まない請求に変わるのを防ぐのは、これです。

チェックリストはこちら。

  • 自分のストアの料金を見る。 米国の料金は、ほかの国で Amazon がいくら取るかを何も語りません。
  • 具体的な本を検索する。 すぐ読み始める数冊を書き出し、その版の商品ページに Kindle+ のバッジがあるか確かめます。
  • シリーズを全巻確かめる。 1巻だけでなく、全部の巻。
  • 音声を確かめる。 商品ページで見ます。対象の電子書籍にオーディオブックが自動で付いてくるわけではなく、それは米国でも同じです。日本の Kindle+ はオーディオブックを挙げていません。
  • キャンペーンの条件を読む。 体験の長さ、対象条件、更新後の料金、あなたのアカウントに表示される初回の請求日。
  • 端末を確かめる。 Kindle か読書アプリが、会員資格のあるアカウントでサインインしているか。
  • 見直す日を決める。 更新前に、読み終えた本と、それを買っていたらいくらだったかを比べます。
  • 出口を決める。 会員資格が終わる前に、気になる借りた本を読み終える。

いちばん信頼できる試験は、期限のない体験ではなく、計画した一か月です。対象の本の列が用意できてから始め、読み終えた冊数を数え、それが続きそうなときだけ払い続ける。いつ始めるか、月を無駄にせずに解約する方法は、無料体験のガイドにあります。

実際によく聞かれること

Kindle Unlimited の料金はいくらですか?
Kindle Unlimited はいま Kindle+ という名前で、2026年10月時点で日本は月額980円、米国は11.99ドル、英国は9.49ポンド、ドイツは11.75ユーロ、スペイン、フランス、イタリアは9.99ユーロです。2026年10月の改名で料金は変わっていません。
Kindle Unlimited を使うには Kindle 端末が必要ですか?
要りません。Kindle+ の本は、スマホ、タブレット、パソコン向けの無料の Kindle アプリでも、Kindle 電子書籍リーダーでも読めます。
Kindle 本はすべて Kindle Unlimited に含まれますか?
含まれません。Kindle+ の対象は、いま Kindle+ のバッジが付いているタイトルだけで、作者が本を入れたり抜いたりするのでカタログは変わります。節約を数える前に、商品ページを一冊ずつ確かめてください。
解約した後も Kindle Unlimited の本は残りますか?
残りません。Kindle+ の本は会員資格に結びついた貸出です。会員資格が終わると、Amazon は借りていたタイトルをアカウントと端末から消します。
Kindle Unlimited に Audible のオーディオブックは含まれますか?
Audible のカタログは含まれず、Audible の会員特典も付きません。2026年10月22日から、米国の Kindle+ には KDP のバーチャルボイスで作られたオーディオブックと、出版した側が参加を選んだ Audible 独占の ACX オーディオブックが入ります。日本の登録ページと公式 FAQ はオーディオブックを挙げておらず、ほかのストアについて Amazon は「今後」としか言っていません。

どちらの棚から借りるにせよ、次の巻が出る日は知っておく。

シリーズを一度登録すれば、毎日確認して、新刊や予約が出た日にメールします。

追跡リストを始める

次に読む